鏡を磨いて ― 山花ひとりがたり

川端康成を始めとする日本文学や、日本思想をテーマに、徒然に考えてみたことを綴ってゆきます———。

はじめに

 初めまして。このブログに足を運んでいただき、本当に有難うございます。

 人生初の連載なので、第一回は自己紹介とこのブログの説明について綴りたいと思います。

自己紹介

 私の名前は藍山花と云います。もちろんペンネームです(笑)。

 ちなみにこの名前は、『碧巌録』という禅宗の書物にある、

山花開似錦 澗水湛如藍

 ー山花(さんか)開いて錦に似たり、澗水(かんすい)湛えて藍の如し

 という一文から頂戴しました。

 こんな言葉からも分かるように、私はかなり日本の古典や近代文学に侵されている人間です。中高生のときは、西尾維新山村美紗綿矢りさ有吉佐和子など幅広く読んでいたのですが、最近は固定化してこういう面々になりました↓。

 川端康成谷崎潤一郎岡潔高峰秀子、阿部智里、盛永宗興 など

 ですがこの冬思い切って、Twitterやこのブログを機に、もっと沢山の本や人、考えに出逢うことに決めました。

このブログについて

 このブログでは、川端康成をはじめとする日本文学、そして仏教をはじめとする日本思想について、「多すぎてTwitterには書けないけど、思いの丈喋りたい!」という内容を、簡単なエッセイにして掲載します。文学論や哲学論にも挑戦するので、堅苦しいと思われるかもしれませんが、「ヘェ、こんなこと考える奴もおんねや」という感覚で、気軽に聞いてください(というか、私はそのつもりで書いております)

 若年なので、この際色々な智慧や知識を吸収していきたいと思っています。是非エッセイに対する感想もお寄せください。とても励みになります。

 

 それでは皆さん、これからどうぞよろしくお願い致します。